先週末に先行報道がありましたが、今日アメリカ国防総省が横田基地にCV22オスプレイを配備する方針を正式に発表しました。
報道によると、2017(平成29)年の後半に3機、その後、2021(平成33)年までに7機を追加配備して、最終的には合計10機配備するとのことです。
すでに沖縄・普天間基地に配備されているオスプレイはMV22という海兵隊仕様のものですが、横田基地への配備が計画されているCV22は空軍仕様のもので、特殊任務に使用されることが想定されているため、事故率も高くなっています。
2年前の夏にアメリカ太平洋空軍司令官が、横田基地へのオスプレイ配備について言及した際に、わが国の官房長官は「米国から連絡はなく、横田に配備されるとは全く聞いてない」、「米国は、いかなる決定も行っていないと承知している。聞いてないので、実現性はないと思っている」と発言していましたが、協議は進められていたのでしょう。
原告団では弁護団とともに、今回のオスプレイ配備計画に対して、改めて抗議声明を準備しています。